今日も絶好調!

本当にそれ、あたりまえ?!

「あたりまえ」ということば・・・。
このあたりまえは結構クセが悪い。

例えば、いつも善意で何かをしてもらっていた人が、急にされなくなると「以前は言えばやってくれたのに、やってくれなくなった」とまわりに言ったりする。
コレ、よくあります。

  あたりまえの感覚は怖いのだ。

仕事の上で、よくあるのは「前の担当はやってくれた」といろいろな設定を無料で依頼されることがある。「前はやってくれたのに、なぜできないのか」と言われて仕方なく手を出す。10年くらい前はこれで信用を積み重ねて取引するというパターンもあった。
しかし、今は難度が上がっている。
つまり高いリスクの悪循環。(お客様にとっては、それがアタリマエ。)

通常、お金をいただいて「責任ある仕事」を専任がやっている。
これを営業がやると例えばネットで調べてやってみたらデータが消えたり。
はい、こういうこと実話であるんです。
”ある”っていうんですから1回ではないですね。

でも、それは決して許されないこと。

我々の仕事の中で、お客様のデータを万が一にも消してしまうようなことがあってはならない。専任は、教育されており、ミスをしない手順を理解している。タダでいろいろ出来た時代ではなくなっている。ここを理解いただきたいのだが・・・。

もうひとついうと、営業が手を出すことで、専任の仕事や本来なら得られる適正な利益までを奪っている。これはダメだ。営業は本来の「お客様への価値提供」をするためにスキル(腕)を磨くべきで、「知ってるからやる」ということをしてはならない。

くどくなったが、このことは自分の苦い経験に裏打ちされている。
自分がシステムを販売していた頃、ファイルサーバーを構築して納めた。しかし当時は「完成図書」を作成して残すという決まりがなかった。
つまり、自分の頭にあるものがすべてだった。ある日、辞令が出て異動になった。後任者から「完成図書」を要求され困った。
結局、図書がないからゼロから設定を当たるしかなくお客様から信用を失った。

知っていることは個人スキルなれど会社のスキルではない。
それは対価をもらえるものではないから、手を出してはいけないのだ。

さあ、明日もきっといい1日になる!

-今日も絶好調!