今日も絶好調!

思考には癖がある

今まで会社に勤めてきた中で感じたこと。それは、人が考える習慣の中でできてきた
「思考の癖」の存在。

いろいろな人と話をしていると、こんな人いませんか?
①自分を卑下するかのように見えながら、実は自分の可能性にフタをしているような人。
 例)「自分は言われるほど、そのコトに精通してないですよ」
②こちらが全体に向けて前向きな話をしたときに、後で聞いてみるとマイナスに考えている人。
 例)「そんなこと言ったって、自分にはできないですよ」
③たちが悪いのは、理解したふりをしてやらない人。
 例)「どうせやったって、給料変わらないし」
④自分の可能性をあまり考えていない人。
 例)「自分の任されたことはやっています。これ以上何をしろと言うんですか」・・・期待しているのに。
⑤キョロキョロと周りを見て、いろいろな人の話を聞いて、踏み出さない人もいる。
 例)「結局やっても、後ではしご外されたら嫌だからやらない」・・・これ、ビジネスモデルが作れないんです

いま、自分が推進したいのは、”自分たちが市場を作る”ということ。これは、周りをキョロキョロと見ていたのでは全く変わらない。いや、今の世の中の速さで行くとあっという間に淘汰されてしまうだろう。今までの常識感を疑い、もっとこうしてみたらどうなるかを試す。これからは、毎日が実験だ。

これからの時代は、「ここにいたら安全だ」という集団的なバイアス(正常性バイアス)から発想を変えて何をしたら楽しいか、何をしたら本当に役に立てるのかを考えた人が生き残るように思う。
社会環境も変化し、会社だって、変化を求めているのだから。

正常性バイアスの怖さ。(自分だけは大丈夫と考えるバイアス。逃げ遅れが発生する)
テレビで見た実験は、試験中に廊下から煙が入ってきて、どうみても火事が起きていそうなんだけれども周りの誰も動かないと自分が動こうと思わない、きっと大丈夫だろうと考えてしまうらしい。
これは、人間の“脳”の防御作用だという。
もう一つ。
業績の上がらない人がそれなりに給料もらっていると、今のままでもこれだけ給料がもらえるならと考える思考があるようだ。
これは危ない。
いま会社はメリハリをつけてやった人にはやったなりの昇給だったり、登用を考えるが、そうでなければそれなりになる。その人には、家族もいる。生活がある事はよくわかる。でも本当にやった人、本当に努力した人がその分を評価されて所得も増えることが大切ではないだろうか。それで辞めていった有能な社員が何人もいた。これでは本末転倒だ。

もちろん、お金が全てではない。際限なく与えられるものではないから、最も大切なのはやりがいやその人に送られる賞賛だ。(だから賞賛の文化を育てたいと取り組んでいますが、難しいものですね)
やりがいが今大きく変化していることに目を向け”正常性バイアス”を疑い、どんどんチャレンジすることが何よりも大切だと感じている。

さあ、明日もきっといい1日になる!

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