テレビやラジオで新型コロナウィルスが出てからますます感じる事はマイナスな話が多いということ。事実ニュースはマイナスな話が多いから仕方ないが。
そもそも人はネガティブな方向へ考える癖がある。
「そんな事になったらどうしよう」
実際には起きないことのほうが多い。でも「あーなったらどうしよう、こうなったらどうしよう」という不安なことばかり考える。
さらに他人を責める思考の人もいる。
実は過去の自分もそうだった。自分は違うが、人のせいにするというのも癖なのだろう。何か変化が起きると自分を守ろうと考えるのは本能なのだろう。
しかし、変化を求められる今の時代、それを恐れてマイナスなことばかり考えていたらどうなるだろう。さらに、変化は好まない人というのは何とかして自分の居場所や今までの居心地の良い場所にいようとするから必ずバッシングをする。
「そんなことやったって、うまくいかない」とか「お前の考えてる事はおかしい」とか。その人も振り返ればそういうことを言われてきたんだろうなぁと思うんだが。
会社の話。自分が入社したときのことを考えてみるとまだまだコンピュータは普及しておらず、MS-DOSと呼ばれるOSでパソコンは動いていて、黒い画面にプログラムをするという時代だった。
入社して5年ほどしてからだっただろうか、Windows3.1が出た。その頃まさかタブレットで仕事をするなど想像すらしていない。
入社した頃は土曜日も半日出勤だった。
でも今はどうだろう。週休2日が当たり前になり、また5月になればノーネクタイで出社しお客様へ行く。
「お前の会社はいいよなぁ」とはじめのうちは言われていたものが、あるときからあたりまえ(ふつうのこと)になる。
今の”あたりまえ”の基準というのが、10年後、20年後、30年後もあたりまえかといえばきっとそんな事は無い。
だから、自分はある時から「自分のあたりまえ」を疑うことにしている。
さあ、明日もきっといい1日になる!