”あたりまえ”に感謝することを忘れてはいけない。そして疑わないといけない。
道具が全部揃っても人は文句を言う。
PC、スマホ、会社のネットワークにつながり、いつでもどこでも仕事ができる。
そうなると、今度は人がいないとか言い始める。いや足りないのは事実だ。
でも・・・それ、そのうちいらなくなるかもしれないですよ。
週末、あるカーディーラーに出かけた。
担当の営業は、自宅にいると仕事ができないという。
スマホでメールチェックはできるが、見積もりを作ったり、それを送ったりするのはどうしても会社にいないと出来ないと言っていた。
また、ある取引先では、「うちの業務が在宅で仕事するなんてできるはずがない」と社長が言っていた。
そう、”出来ない”という壁を自分で作ってしまい、工夫や挑戦する機会を失っている。社員が可愛そうだと思う。
「お宅はいいよね、お金があるから体制も作れるし。」と言われたが、業務担当者は工夫して交代出社している。そもそも、お金があるからではなく、この体制を作ることで生産性をあげようとしているのだ。
移動にかかる時間、車の維持コスト、移動時のリスク。
これらを減らすことができれば、コスト削減と同時に活動量が増やせる。
今まで、リモートでの商談など出来ないと言われていた。
でも、今はできている。お客様もそれができるようになってきている。
あたりまえは変化する!あたりまえだと思っていると範囲が狭くなる。
だから、今の世の中は「あたりまえを疑うことが大切だ」
そこにビジネスのネタが転がっていると思う。
最後にもう一つ。
先のディーラー営業がこんなことを言っていた。世の営業職は考えたほうがいい。
Webサイトが充実してきたら、お客様はほしい車を調べて、比較して、見積りしてそれをポチッとすると車が買える。
実際には、見積書を持ってお客様が下取り、値引きの話に来る。
「自分の価値ってなんだろう、って思うんです」と。
営業職は、10年後にない職種かもしれないと言われている。
自分は大丈夫と思っている人は気をつけたほうがいい。どんな職種でも同じだと思う。
コロナのためにそれが真実味を帯びてきたなあ。
今ならまだ間に合う!
さあ、明日もきっといい1日になる!