今日も絶好調!

お昼は美味しく食べたい

今日はバッシングではないことをあらかじめ言っておきたい。

毎日近所のめし屋にお昼を食べに行くのだが、地域の繁盛店、コロコロと入れ替わる
めし屋といろいろある。その中で気づいたことがある。

Aという専門店は、開けた幹線通りのモール内にある店。
お客がいようといまいと大きな声で「あの食材頼んどいて!」「今夜シフト入れる?」
「こっち手伝ってくれよ!」とやり取りしている。
専門店であり、このやり取りは興ざめする。※ちなみにラーメン屋ではない

Bという定食屋はもう40年以上同じ場所でやっているようだが、決して立地条件は
良くない。実際、事務所から車で10分程度かかる。
でも、頼んでから出てくる早さが驚くほど早い。
この店は、お客の顔を覚えるのも早かったが、その人の嗜好まで把握している。
行けば「いらっしゃい、今日は何人?あそこ空いてるよ。」と入れてくれて、注文は
「いつものを1つ」で十分だ。
世間話もこちらの様子を見ながら入れてくれる。これも絶妙だ。

Cという店はここも専門店。
目の前で注文して、頼んだものを受け取ってレジへ行って支払うスタイルだ。
味が決して悪いわけではないが、自分は急いでいるときにしか行かない。
開店当初は駐車できないほど盛況だったが、5ヶ月ほどたった今では昼時でも混んで
はいない。
「おまえさあ、これはこうじゃねえって教えたろ!」「それはもっとこうやるんだよ!」
「おい、それは違うだろ!」これを目の前で見せられる。
これではたまらない。開店当初ではないのだが、いまでもそれをやっている。

さて、ABCの店。どこも味はそこそこ。
でも、足が向かない店がある。・・・何が違うのだろう。

自分は、商売する上での”気持ちの矢印”がどこを向いているか、だと思う。
お客様を向いているか、それとも何食出すかに向いているか、の違い。

自分も営業だが、意識しないといけないと肝に銘じているのは「売りたいという気持ち
を出さない」こと。
お客様が何に困っているのかを聞き、解決方法としてどんなことが自分として提案でき
るかを意識している。この時の矢印はお客様だ。
売りたいという気持ちが前に出ると「安くしますから勝ってください」となる。
この時の矢印は、自分だ。自分都合ではうまくいくはずがない。

さて、先の3つの店は、食事を出しているから、
①何を望んでこの店に来ているのか、②どんな気分で来ているのか、③そもそもこの店に
期待しているのはなにか、を考えていないとなかなか存続は厳しいのではないだろうか。
余計なお世話だが、そんな事を考えてしまう。すべて一期一会だから。

さあ、明日もきっといい1日になる!

-今日も絶好調!